日本歴史地名大系 「湯峯村」の解説 湯峯村ゆのみねむら 和歌山県:東牟婁郡本宮町湯峯村[現在地名]本宮町湯峯本宮村の西南に位置し、熊野川支流四村(よむら)川に注ぐ湯峯川が村内を南北に流れ、河畔に紀州の名湯の一つ湯峯温泉がある。永和四年(一三七八)の文書(「続風土記」所収曲河家文書)によると「本宮湯峯」が曲河民部に宛行われ、永徳二年(一三八二)の文書では四村庄の内とされている(東牟婁郡誌)。慶長検地高目録には「湯岑村」とあり、村高は五八石余で、小物成一・八三二石。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by