湯峯村(読み)ゆのみねむら

日本歴史地名大系 「湯峯村」の解説

湯峯村
ゆのみねむら

[現在地名]本宮町湯峯

本宮村の西南に位置し、熊野川支流四村よむら川に注ぐ湯峯川が村内を南北に流れ、河畔に紀州の名湯の一つ湯峯温泉がある。永和四年(一三七八)の文書(「続風土記」所収曲河家文書)によると「本宮湯峯」が曲河民部に宛行われ、永徳二年(一三八二)の文書では四村庄の内とされている(東牟婁郡誌)

慶長検地高目録には「湯岑村」とあり、村高は五八石余で、小物成一・八三二石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android