日本歴史地名大系 「湯殿跡」の解説 湯殿跡ゆどのあと 福井県:福井市一乗谷地区城戸内村湯殿跡[現在地名]福井市城戸内町朝倉館の背後、東方の比高約一四メートルの山裾台地にある。湯殿跡とはよばれているが、必ずしも湯殿があったための呼称ではなく、館跡に比定され、建物跡は残っていないが、発掘された見事な庭園跡で著名。狭長な池の中に岩島が一つあり、池の背後の山裾にかけて十数個の大きな立石が配置されて豪放な感を与え、朝倉遺跡中最も古い様式の庭園である。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by