湯谷温泉(読み)ゆやおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「湯谷温泉」の意味・わかりやすい解説

湯谷温泉
ゆやおんせん

愛知県東部、新城市(しんしろし)にある、宇連(うれ)川渓谷の温泉泉質塩化物泉。名刹(めいさつ)鳳来寺開祖利修上人(りしゅうしょうにん)の薬湯で、いわくを刻した「鳳液泉の碑」が建っている。川中の「馬背岩」(国の天然記念物)は安山岩岩脈凝灰岩河床から板敷(いたじき)川として有名。JR飯田(いいだ)線湯谷温泉駅がある。

[伊藤郷平]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「湯谷温泉」の解説

湯谷温泉

愛知県新城市、宇連(うれ)川渓谷にある温泉。“湯谷”は「ゆや」と読む。真言宗五智教団本山・鳳来寺の開祖、利修仙人が発見したとの言い伝えがある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android