湾屋湊(読み)わにやみなと

日本歴史地名大系 「湾屋湊」の解説

湾屋湊
わにやみなと

[現在地名]天城町浅間

近世、浅間あざま村内にあった湊。ワニャという。東シナ海に注ぐ湾屋わんや(和仁屋川とも)河口部に位置し、徳之島西岸の中心的な湊として機能した。慶長一四年(一六〇九)の島津氏の侵攻のときは豊見大親が主導してこの湊を普請中であったと伝える。正保琉球国絵図に「和にや泊」「わにや泊」とみえ、入一町二〇間、広さ二〇間、深さ五尋で、水底が惣岩で船掛りが不自由なうえ、西風の折には船の係留はできないという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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