満蔵寺(読み)まんぞうじ

日本歴史地名大系 「満蔵寺」の解説

満蔵寺
まんぞうじ

[現在地名]住田町世田米 本町

本町もとまちにある。瑞川山と号し、曹洞宗本尊釈迦如来。元禄一一年(一六九八)の「気仙郡古記」には本尊正観音とあり、宝暦一一年(一七六一)の「気仙風土草」には天正七年(一五八九)宗厳の開基とみえる。寺伝では、同一〇年はら城主中務重範の菩提寺として建立されたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android