坂下(読み)さかした

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

坂下
さかした

岐阜県南東部,中津川市中東部の旧町域。木曾川中流域の木曾谷の南西部にある。 1911年町制。 2005年中津川市に編入。先史時代の遺跡がみられる。農林業を主とし,中心集落には製材,繊維工場が立地。手漉き和紙が特産。裏木曾県立自然公園に属する。

坂下
さかした

三重県北部,亀山市中北部の旧村域。地名鈴鹿峠の下に位置することに由来。東海道五十三次宿場町で,京からは峠を下っての泊まり,江戸からは峠にかかる前の宿泊地として栄えた。天保年間 (1830~44) の頃は本陣3,脇本陣1を含む戸数約 300のうち,3分の1が旅籠屋であった。明治以後は交通機関の変化によりその役割を終えた。

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精選版 日本国語大辞典の解説

さか‐した【坂下】

[1] 坂の下。坂の登り口。さかもと。
※浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二「坂下(サカジタ)に待たせて置た車に乗って三人の者はこれより上野の方へと参った」
[2] 岐阜県中津川市の地名。木曾川に沿い、長野との県境にある。かつては養蚕業の一中心地。現在は製材業が盛ん。JR中央本線が通じる。

さかのした【坂下】

(「さかした」とも) 三重県亀山市の地名。鈴鹿峠の南側のふもとにあり、東海道五十三次の関と土山との間にあった宿駅。

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世界大百科事典内の坂下の言及

【会津坂下[町]】より

…町の西半分は丘陵からなり,只見川が北流する。中心地の坂下は越後街道の宿場町として発達し,会津若松,喜多方,会津高田,柳津などからいずれも12kmほどの距離にある交通の要衝で,六斎市もたった。明治・大正期には郡役所も置かれ,大沼,河沼を合わせた両沼地方の行政・商業の中心でもあった。…

※「坂下」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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