精選版 日本国語大辞典 「満面」の意味・読み・例文・類語 まん‐めん【満面】 〘 名詞 〙① 顔中。顔いっぱい。顔全体。[初出の実例]「氷雪襟懐凜。春風満面温」(出典:若木集(1377頃)絶学和尚真為海北溟讚)「喜色満面に溢れて」(出典:良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉続)[その他の文献]〔韓愈‐鎮州路上謹酬裴司空相公重見寄詩〕② 表面の隅々まで全体。[初出の実例]「是にて紙料を抄する一回にて、〈略〉再別色の紙料を満面に抄すれば」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「満面」の読み・字形・画数・意味 【満面】まんめん 顔じゅう。唐・韓〔鎮州路上、謹んで裴司空相公の重ねて寄せらるるに酬ゆ〕詩 風霜滿面、人のる無し 何(いづ)れの處ぞ、如今(じよこん)、に詩らん字通「満」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報