日本歴史地名大系 「源兵衛新田」の解説 源兵衛新田げんべえしんでん 静岡県:磐田郡豊田町源兵衛新田[現在地名]豊田町源平新田(げんぺいしんでん)天竜川下流左岸堤防下、西之島(にしのしま)村の西にある立野(たての)村飛地内の小村。「掛川誌稿」によると、池田(いけだ)村の源兵衛が開墾、元文二年(一七三七)幕府代官が検地。田二一石余、源兵衛のほか民戸無し。人数八。源兵衛家の鎮守稲荷大明神がある。文政一二年(一八二九)の掛川藩の御高等書留では高二一石余、畑のみ。年貢率三割三分、家数一・人数五(掛川市史)。幕末まで同藩領(旧高旧領取調帳)。天保郷帳では高三一石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by