源氏国名(読み)ゲンジコクメイ

精選版 日本国語大辞典 「源氏国名」の意味・読み・例文・類語

げんじ‐こくめい【源氏国名】

  1. 〘 名詞 〙 連歌の賦物(ふしもの)一つ。百韻の連歌の各句に「源氏物語」の巻名と日本の諸国の国名とを交互に隠し題としてよみこんでいくもの。
    1. [初出の実例]「但、限りある賦物、ことに覚悟すべし。又、源氏国名などやうの事をも、時には沙汰すべきなり」(出典:連理秘抄(1349))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む