源顕兼(読み)みなもとの あきかね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源顕兼」の解説

源顕兼 みなもとの-あきかね

1160-1215 平安後期-鎌倉時代公卿(くぎょう)。
永暦(えいりゃく)元年生まれ。村上源氏,源宗雅(むねまさ)の子。従三位,刑部卿(ぎょうぶきょう)。52歳で出家し,諸書から説話をあつめて「古事談」6巻を編集した。ひろく歌人交遊,ことに藤原定家としたしかった。建保(けんぽ)3年2月死去。56歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の源顕兼の言及

【古事談】より

…鎌倉初期の説話集。源顕兼(あきかね)編。1212年(建暦2)以後15年(建保3)2月までに成立。…

※「源顕兼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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