永暦(読み)エイリャク

デジタル大辞泉 「永暦」の意味・読み・例文・類語

えいりゃく【永暦】

平安末期、二条天皇の時の年号。1160年1月10日~1161年9月4日。

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精選版 日本国語大辞典 「永暦」の意味・読み・例文・類語

えいりゃく【永暦】

  1. 平安時代、二条天皇の代の年号。平治乱後の平治二年(一一六〇)一月一〇日改元。後白河上皇院政、関白藤原基実の時代。永暦二年(一一六一)九月応保(おうほう)と改元された。出典は「後漢書‐辺譲伝」に「馳淳化於黎元、永暦世而太平」とあるのによる。

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日本の元号がわかる事典 「永暦」の解説

えいりゃく【永暦】

日本の元号(年号)。平安時代の1160年から1161年まで、二条(にじょう)天皇の代の元号。前元号は平治(へいじ)。次元号は応保(おうほう)。1160年(平治2)1月10日改元。1159年(平治1)末に起こった平治の乱の終息を理由に行われた。『後漢書(ごかんじょ)』『続漢書(しょっかんじょ)』を出典とする命名。1160年(永暦1)、平治の乱に敗れた源義朝(よしとも)の嫡子頼朝(よりとも)は平頼盛(たいらのよりもり)に捕えられ、伊豆に配流となった。

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