準擬(読み)ジュンギ

デジタル大辞泉 「準擬」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐ぎ【準擬】

他のものを手本にしてまねること。また、仮に他のものに見立てること。
太玄経と云へるは、悉皆周易―して、作ると云ふか」〈中華若木詩抄・下〉

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精選版 日本国語大辞典 「準擬」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐ぎ【準擬・准擬】

  1. 〘 名詞 〙 あるものを基準にしてそれにならうこと。また、仮に他のものに見たてること。
    1. [初出の実例]「右件歌等雖挽柩之時所一レ作准擬歌意」(出典万葉集(8C後)二・一四五・左注)
    2. 「悉皆周易準擬して作くると云か」(出典:中華若木詩抄(1520頃)下)
    3. [その他の文献]〔儲光羲‐同王十三維偶然作詩〕

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普及版 字通 「準擬」の読み・字形・画数・意味

【準擬】じゆんぎ

なぞらえる。待ちかまえる。唐・杜甫〔十二月一日〕詩 春來らば懷ひを開かんと準擬すること久し 老い去(ゆ)きて親知、面を見ること稀なり

字通「準」の項目を見る

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