溜詰(読み)タマリヅメ

デジタル大辞泉 「溜詰」の意味・読み・例文・類語

たまり‐づめ【×溜詰】

江戸時代大名江戸城に登城した際、黒書院の溜の間に席を与えられること。また、その大名。親藩譜代重臣から選ばれ、老中とともに政務上の大事に参画した。溜の間詰。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「溜詰」の意味・読み・例文・類語

たまり‐づめ【溜詰】

〘名〙 「たまりのまづめ(溜間詰)」の略。
※有司勤仕録‐溜詰(古事類苑・官位五三)「諸献上等も御三家加賀守溜り詰之面々、諸家とは格段也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android