溝向遺跡(読み)みぞむかいいせき

日本歴史地名大系 「溝向遺跡」の解説

溝向遺跡
みぞむかいいせき

[現在地名]三田市末 溝向

武庫むこ川左岸、その支流青野あおの川を望む。旧石器時代―縄文時代早期および一二世紀後半―一三世紀前半の集落跡。標高約一七二メートルの台地上に立地する。遺跡は小規模な谷が埋没した後の平坦地および南北微高地に形成されている。昭和五二年(一九七七)に確認され、同六〇年に発掘が行われた。

遺構は掘立柱建物跡八棟・土壙九基・溜池状遺構二ヵ所・溝五条などがある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む