溝淵村(読み)みぞぶちむら

日本歴史地名大系 「溝淵村」の解説

溝淵村
みぞぶちむら

[現在地名]豊根村下黒川しもくろかわ

大入おおにゆう川流域の村。中久名なかくな村・小造こつくり村とは入会村落をなす。延宝六年(一六七八)検地で田一町八反余・畑四町一反余を検出。このうち一反までの所有者二五戸、三反までの所有者二四戸で、三反以上の所有者はない。天保九年(一八三八)戸口は四四戸・二四〇人(北設楽郡史)本郷ほんごう小田こだ間黒まぐろの三集落からなる。間黒の山住やまずみ社の寛文六年(一六六六)棟札には「間玄村」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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