滑道(読み)カツドウ

デジタル大辞泉 「滑道」の意味・読み・例文・類語

かつ‐どう〔クワツダウ〕【滑道】

山地で伐採した木材の搬出路。傾斜面を掘り下げて道をつけ、その所々丸太を敷いて木材の滑り落ちをよくしたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「滑道」の意味・読み・例文・類語

すべり‐みち【滑道】

  1. 〘 名詞 〙 すべりやすい道。また、ぬかるみの道。
    1. [初出の実例]「山崎やすへり道ゆく油うり打こぼすまでなく涙かな」(出典:七十一番職人歌合(1500頃か)七番)

かつ‐どうクヮツダウ【滑道】

  1. 〘 名詞 〙 山腹の斜面に溝型の道をつくり、数十センチメートルごとに横木を置いた木材の搬出路。木材の重みにより滑走させておろす。

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