滝ノ沢村(読み)たきのさわむら

日本歴史地名大系 「滝ノ沢村」の解説

滝ノ沢村
たきのさわむら

[現在地名]本荘市石沢いしざわ 滝ノ沢

東に日住ひずみ山を背負い、南北が山林で西に耕地がひらける。東は日住山を境として大簗おおやな村・南の股みなみのまた村、西は雪車町そりまち村、南はたて村、東南は湯沢ゆざわ村、北西宮沢みやさわ村と接する。

近世には石沢郷に属し(出羽国風土略記)、正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に一四三石とあり、元禄一一年(一六九八)の出羽国由理郡之内村高帳に滝野沢村として一四三石二斗七合とある。宝暦九年(一七五九)の「鉄砲御改ニ付指上げ申証文の事」(石沢郷土誌)には高七一六石、家数八一軒とあるが、天保郷帳の滝ノ沢村は滝ノ沢村・鮎上あゆがみ村・宮沢みやさわ村・内宮沢うちみやさわ村・福田ふくだ村・妻屋つまや村六ヵ村を合わせて七八九石とあり、滝ノ沢村単独の数字ではないと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む