日本歴史地名大系 「滝倉村」の解説 滝倉村たきのくらむら 奈良県:桜井市朝倉・初瀬・上之郷地区滝倉村[現在地名]桜井市大字滝倉(たきくら)和田(わだ)村北方、初瀬川とその支流の芹井(せいりん)川とに挟まった尾根上に立地。滝蔵権現(たきのくらごんげん)にちなむ村名と伝える(磯城郡誌)。「春日社記録」中臣祐賢記の文永六年(一二六九)五月条に春日社領滝蔵郷訴訟関係の記事がある。文禄四年(一五九五)の和州城上郡滝蔵村御検地帳(滝倉区有文書)では村高一三一・八九石(荒高〇・〇九六石)、反別一二町九反一畝一七歩。 滝倉村たきぐらむら 山形県:西置賜郡小国町滝倉村[現在地名]小国町滝倉足水中里(あしみずなかざと)村の南、北流する足水川西岸に位置する。正保郷帳に村名がみえ、田高九石余・畑高三石余、水損有と注記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by