日本歴史地名大系 「滝水寺」の解説 滝水寺りゆうすいじ 香川県:小豆郡池田町池田村滝水寺[現在地名]池田町池田太麻(たいま)山(四二七・五メートル)山腹の洞穴の前にある。太麻山は小豆島東端、内海(うちのみ)町の洞雲(どううん)山を東(ひがし)ノ滝(たき)とよぶのに対し西ノ滝と通称する。また虹の滝(にじのたき)ともいう。滝は岳の意。古来、山岳信仰の霊地で、熊野系修験者によって創建された寺院と推察され、境内に熊野権現を祀る小祠がある。太麻山慈眼院と号し、本尊十一面観音。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by