滝沢敬一(読み)タキザワ ケイイチ

20世紀日本人名事典 「滝沢敬一」の解説

滝沢 敬一
タキザワ ケイイチ

大正・昭和期の随筆家



生年
明治17(1884)年3月23日

没年
昭和40(1965)年2月26日

出生地
東京市京橋区(現・東京都中央区)

学歴〔年〕
東京帝国大学法科大学〔明治41年〕卒

経歴
正金銀行に入り、明治42年フランスリヨン支店勤務となる。フランス人と結婚。その後、ボンベイ支店と上海支店に数年勤務したほかはリヨンに在住し、退職後もリヨンに定住。その間、フランスの世相文化についてのエッセイを日本に送り続け、随筆家として活躍した。主な作品に「フランス通信」全10巻をはじめ「ベッドでのむ牛乳入り珈琲」「ダンナさまマーケットに行く」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「滝沢敬一」の解説

滝沢敬一 たきざわ-けいいち

1884-1965 大正-昭和時代の随筆家。
明治17年3月23日生まれ。横浜正金銀行にはいりフランスのリヨン支店勤務となる。着任以来数年間のアジア勤務をのぞいてリヨンに滞在,退職後も同地にとどまって,フランスの世相や文化に関するエッセイを日本におくりつづけた。昭和40年2月26日死去。80歳。東京出身。東京帝大卒。著作に「フランス通信」「シャンパン微酔」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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