滝瀬村(読み)たきせむら

日本歴史地名大系 「滝瀬村」の解説

滝瀬村
たきせむら

[現在地名]本庄市滝瀬・堀田ほつたなど

榛沢はんざわ郡に所属。滝ノ瀬村とも記す。利根川南岸の沖積低地の自然堤防上に位置し、北は宮戸みやど村・牧西もくさい村。集落は東方の滝瀬とその西の北堀田南西の堀田とに分散、堀田の南端を中山道と小山こやま川が西から南東方向に通る。村の中ほどを備前渠びぜんきよ用水がほぼ北から南に流れ、南端で東に折れて流下する。村の東方に宮戸村・牧西村の飛地が四ヵ所、また牧西村の中に当村の飛地がある複雑な地域である。中世には滝瀬郷のうちとされる。正保二年(一六四五)の本庄町外石高等領知図(中原家蔵)に村名がみえ家数二八、「滝瀬村ノ内堀田」の家数は当村に入ると記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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