漁場紛争(読み)ぎょじょうふんそう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「漁場紛争」の意味・わかりやすい解説

漁場紛争
ぎょじょうふんそう

漁場の利用をめぐって漁業者の間で生じる紛争。一般海面は私的占有の対象ではないため,漁場紛争が起りやすいが,漁場の境界線,漁場の入会操業,能率的漁法と非能率的漁法との間の紛争など,その形態は多様である。その防止と解決をはかるため,漁業権入漁権の設定,特定の漁業の禁止区域の設定,漁業調整委員会による指示などの措置がとられている。また国際的には,大西洋たらをめぐるアイスランドイギリス,ドイツなどとの紛争は,タラ戦争といわれ有名である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む