漁舟(読み)ギョシュウ

デジタル大辞泉 「漁舟」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐しゅう〔‐シウ〕【漁舟】

りょうをする小さな舟。

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精選版 日本国語大辞典 「漁舟」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐しゅう‥シウ【漁舟】

  1. 〘 名詞 〙 漁猟をする小さな舟。いさりぶね。
    1. [初出の実例]「漁舟の火の影は寒うして浪を焼く 駅路の鈴の声は夜山を過ぐ〈白居易〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)
    2. 「十月廿日の曙に、江山雪晴れて漁舟(キョシュウ)一蓬の月を載せ、帷幕(いばく)風捲いて貞松千株の花を敷けり」(出典太平記(14C後)一七)
    3. [その他の文献]〔顔氏家訓‐省事〕

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普及版 字通 「漁舟」の読み・字形・画数・意味

【漁舟】ぎよしゆう(しう)

漁する舟。唐・王勃王閣の序〕漁舟に唱へて、彭蠡(はうれい)の濱を窮め、雁陣いて、聲は衡陽の浦に斷ゆ。

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