精選版 日本国語大辞典 「雁陣」の意味・読み・例文・類語 がん‐じん‥ヂン【雁陣】 〘 名詞 〙 列をつくって空を渡る雁の形。また、その雁。雁の棹(さお)。雁行(がんこう)。雁字。《 季語・秋 》[初出の実例]「林梢の鴈陣は秋の霧を穿つ、山脚の人の家は夕陽を帯ひたり〈藤原為時〉」(出典:新撰朗詠集(12C前)上)[その他の文献]〔王勃‐滕王閣序〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「雁陣」の読み・字形・画数・意味 【雁陣】がんじん(ぢん) かりが列をなして飛ぶ。唐・王勃〔王閣の序〕漁舟、に唱(とな)へて、は彭蠡(ほうれい)の濱を窮め、雁陣、にいて、聲は衡陽の浦にゆ。字通「雁」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報