漆刷毛(読み)ウルシバケ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「漆刷毛」の意味・読み・例文・類語

うるし‐ばけ【漆刷毛】

  1. 〘 名詞 〙 漆を塗る時に使う刷毛。〔十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

事典 日本の地域ブランド・名産品 「漆刷毛」の解説

漆刷毛[工芸用具・工芸材料]
うるしばけ

近畿地方大阪府地域ブランド
摂津市茨木市で製作されている。12世紀頃、寺院仏像仏具の漆塗りに使われたのが、今日の漆刷毛の始まりという。1885(明治18)年に京都から製作技法が伝わった。刷毛の素材には人毛が用いられる。大阪府伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android