普及版 字通 「漓」の読み・字形・画数・意味


18画

(異体字)漓
14画

[字音]
[字訓] うすざけ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(り)。〔説文十四下に「酒なり」とし、「讀みて離の(ごと)くす」という。漓はその俗字。〔楚辞漁父〕に「衆人皆はば、何ぞ 其の糟(かす)を餔(く)らひて、其の(り)を(すす)らざる」の句がある。

[訓義]
1. うすざけ。

[古辞書の訓]
名義抄 シル・モソロ・アハサケ・ウスラク・アハテタリ 〔字鏡集〕 コサケ・ウスキサケ・シル・ウスラク・アハツ・アハキサケ・アハサケ・サケ・サケシタム・モソロ・シタム・アハテタリ・サケカフ・モロミ・アク・アハシ

[熟語]

[下接語]
・糟・啜・薄・理・和

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android