普及版 字通 「漓」の読み・字形・画数・意味
18画
(異体字)漓
14画
[字訓] うすざけ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(り)。〔説文〕十四下に「酒なり」とし、「讀みて離の(ごと)くす」という。漓はその俗字。〔楚辞、漁父〕に「衆人皆はば、何ぞ 其の糟(かす)を餔(く)らひて、其の(り)を(すす)らざる」の句がある。
[訓義]
1. うすざけ。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 シル・モソロ・アハサケ・ウスラク・アハテタリ 〔字鏡集〕 コサケ・ウスキサケ・シル・ウスラク・アハツ・アハキサケ・アハサケ・サケ・サケシタム・モソロ・シタム・アハテタリ・サケカフ・モロミ・アク・アハシ
[熟語]
酒▶・薄▶
[下接語]
醇・糟・啜・薄・理・和
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報