演戯(読み)エンギ

精選版 日本国語大辞典 「演戯」の意味・読み・例文・類語

えん‐ぎ【演戯】

  1. 〘 名詞 〙
  2. えんげき(演劇)
    1. [初出の実例]「卯に始め、酉に終る。此は是れ演戯の常式」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)初)
  3. ( ━する ) =えんぎ(演技)
    1. [初出の実例]「巧妙非凡の傑作をば巧みに演戯(エンギ)するに於ては、一挙一動一笑一顰、宛然其物の真に逼りて」(出典小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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