潜水艦対処方針

共同通信ニュース用語解説 「潜水艦対処方針」の解説

潜水艦対処方針

橋本内閣が1996年12月24日に閣議決定した外国潜水艦領海侵入に対する対処方針。潜ったまま侵入した潜水艦を浮上・退去させるため、あらためて閣議を開催せずに首相自衛隊海上警備行動を承認できる内容を盛り込んだ。96年9月に北朝鮮の武装スパイが乗った潜水艦が韓国の領海に侵入した事件を踏まえた措置で、現在も有効となっている。領海侵入を取り締まる海上保安庁に潜水艦の探知能力がないため、海上自衛隊が迅速に出動できるようにした。

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