潮気(読み)シオケ

デジタル大辞泉 「潮気」の意味・読み・例文・類語

しお‐け〔しほ‐〕【潮気】

海上の、塩分を含んだ湿り気

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「潮気」の意味・読み・例文・類語

しお‐けしほ‥【潮気・塩気】

  1. 〘 名詞 〙 海上の水気海水による湿り気。また、潮の気配やにおい。
    1. [初出の実例]「神風の 伊勢の国は 沖つ藻も 靡(なみ)たる波に 潮気(しほケ)のみ 香れる国に」(出典万葉集(8C後)二・一六二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「潮気」の読み・字形・画数・意味

【潮気】ちよう(てう)き

潮の気。元・周権〔相吟〕詩 夜、氣白く 楚樹、烏早し

字通「潮」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android