潸然(読み)サンゼン

デジタル大辞泉 「潸然」の意味・読み・例文・類語

さん‐ぜん【×潸然】

[ト・タル][文][形動タリ]涙を流して泣くさま。
「―として涙下った」〈中島敦弟子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「潸然」の意味・読み・例文・類語

さん‐ぜん【潸然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 涙を流して泣くさま。さめざめと涙を流すさま。
    1. [初出の実例]「詩本取諸播管絃、豈図今日別潸然」(出典菅家文草(900頃)二・見雲州茂司馬哭菅侍毉之長句)
    2. 「嗚呼是を思ひ、彼を想うて、転(うた)た潸然(サンゼン)たるのみ」(出典:妾の半生涯(1904)〈福田英子〉二)
    3. [その他の文献]〔漢書‐景一三・王伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「潸然」の読み・字形・画数・意味

【潸然】さんぜん・せんぜん

さめざめと涙を流す。〔子、宥坐〕詩に曰く、眷焉(けんえん)として之れをみ 潸然として涕(なみだ)を出すと。豈に哀しからずや。

字通「潸」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む