濃化油(読み)ノウカユ(その他表記)polymerized oil

デジタル大辞泉 「濃化油」の意味・読み・例文・類語

のうか‐ゆ〔ノウクワ‐〕【濃化油】

スタンド油

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「濃化油」の意味・わかりやすい解説

濃化油
のうかゆ
polymerized oil

重合油ともいう。乾性油 (亜麻仁油きり油) ,半乾性油 (大豆油,菜種油,綿実油) を 300℃前後に加熱,重合させて粘りのある比重の高いものにした油。重合のために硫黄,濃硫酸,無水塩化亜鉛,無水塩化アルミニウムを加える。エナメル印刷インキ潤滑油に用いる。

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世界大百科事典(旧版)内の濃化油の言及

【スタンド油】より

…乾燥性はボイル油に劣るが,乾燥すると光沢および弾力性のある平滑な塗面を与える。石版ワニス,印刷ワニス,焼きワニス,濃化油などとも呼ばれる。【内田 安三】。…

※「濃化油」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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