瀏瀏(読み)りゅうりゅう

精選版 日本国語大辞典 「瀏瀏」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐りゅうリウリウ【瀏瀏】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. 風が速いさま。〔謝恵連‐泛湖帰出楼中翫月詩〕
  3. 清く明らかなさま。
    1. [初出の実例]「更に鋭い明日の小刀を瀏瀏(リウリウ)と研ぐ」(出典智恵子抄(1941)〈高村光太郎〉鯰)
    2. [その他の文献]〔蘇軾‐与子由同游寒渓西山詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「瀏瀏」の読み・字形・画数・意味

【瀏瀏】りゆうりゆう(りうりう)

風吹くさま。速いさま。また、清らかなさま。宋・軾〔子由(弟轍)と同(とも)に寒渓西山に遊ぶ〕詩 として、木、西嶺にく 瀏瀏として、霜溪に鳴る

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