瀬原村(読み)せばらむら

日本歴史地名大系 「瀬原村」の解説

瀬原村
せばらむら

[現在地名]紀宝町瀬原

北檜杖きたひづえ村の西、熊野川上流左岸にある。中世浅里あさり郷の内で、新宮熊野速玉くまのはやたま大社の神領地であったと考えられる(紀伊続風土記)。慶長六年(一六〇一)検地では相賀おうが(現新宮市)とともに浅利あさり(里)村の内であった。新宮領で浅里組に属する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android