瀬取り(読み)セドリ

デジタル大辞泉 「瀬取り」の意味・読み・例文・類語

せ‐どり【瀬取り】

船から船へ積み荷を移すこと。特に、陸揚げのために、親船の積み荷を小船に移すことや、その小船をいう。

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共同通信ニュース用語解説 「瀬取り」の解説

瀬取り

船舶に積んだ違法薬物などを沖合海上浮具をつけて落とし、別の船が拾い上げて取引する密輸手口。捜査当局に発見される可能性が低く、警戒の厳しい空港や港湾に直接密輸する方法よりも発覚リスクが少ないとされる。荷揚げの際は、監視が手薄な場所が狙われることが多いという。最近は荷物の正確な位置を把握するため、衛星利用測位システム(GPS)を使うなどハイテク化が進んでいる。

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