瀬尾町(読み)せのおちよう

日本歴史地名大系 「瀬尾町」の解説

瀬尾町
せのおちよう

[現在地名]岡山市清輝本町せいきほんまち

外堀の南西方で旭川西にし川の間に位置する。東は細堀を隔て大隣だいりん寺、南は小野田おのだ町、西は細堀を隔て武家屋敷、北は道を隔て末山すえやま町・大工だいく町。寛永城下絵図には町名の記載はなく、慶安城下絵図には「孫右衛門町」。延宝四年(一六七六)妹尾せのお町と改名された(「諸用留」国富文書)


瀬尾町
せのおまち

[現在地名]川越市新富町しんとみちよう

松郷まつごうの地に成立した武士屋敷町。六軒ろつけん町の東側、新田しんでん町の西側の南北の通り。町の長さ八七間、侍屋敷一〇軒(元禄一五年河越御領分明細記)。「川越索麪」によれば屋敷数一一、かつて河越城代の瀬農(瀬尾)下総守の屋敷があったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android