瀬戸内気候(読み)せとうちきこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「瀬戸内気候」の意味・わかりやすい解説

瀬戸内気候
せとうちきこう

瀬戸内海沿岸地域に卓越する気候瀬戸内式気候,瀬戸内海気候などともいわれる。北は中国山地,南は四国紀伊山地に囲まれた地域で,夏冬ともに季節風山地によりさえぎられるため比較的雨が少なく,温暖であるのが特色。また,夏は海陸風が卓越し(→海風陸風),夕なぎのときは蒸し暑いことで有名である。年間の 1mm以上の降水日数は 120日未満で,太平洋岸よりいくぶん少なく,日本海側に比べるとはるかに少ない。年降水量は 1000~1400mmで,太平洋,日本海両側よりはるかに少ない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む