火定(読み)カジョウ

デジタル大辞泉 「火定」の意味・読み・例文・類語

か‐じょう〔クワヂヤウ〕【火定】

仏道修行者が、火中に身を投じて死ぬこと。→水定土定
密教で、火生かしょうのこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「火定」の意味・読み・例文・類語

か‐じょうクヮヂャウ【火定】

  1. 〘 名詞 〙 仏道修行者が、火の中に身を投げ入れて死ぬこと。火中で入定(にゅうじょう)すること。→土定(どじょう)。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「神田の原大塚の本にて来六月十五日火定せん」(出典:慶長見聞集(1614)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android