火攻(読み)かこう

精選版 日本国語大辞典 「火攻」の意味・読み・例文・類語

か‐こうクヮ‥【火攻】

  1. 〘 名詞 〙 火を放って敵を攻めること。ひぜめ。
    1. [初出の実例]「団扇払難除、奇策在火攻」(出典:詩聖堂詩集‐二編(1828)七・秋蚊)
    2. [その他の文献]〔孫子‐火攻〕

ひ‐ぜめ【火攻】

  1. 〘 名詞 〙 火を放って攻めること。やきうち。
    1. [初出の実例]「火責(ヒセメ)にせよ」(出典:源平盛衰記(14C前)三四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「火攻」の読み・字形・画数・意味

【火攻】かこう

火攻め

字通「火」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android