火筒(読み)ヒヅツ

デジタル大辞泉 「火筒」の意味・読み・例文・類語

ひ‐づつ【火筒】

銃砲。ほづつ。
汽鑵。ボイラー

ほ‐づつ【火筒】

銃砲。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「火筒」の意味・読み・例文・類語

ひ‐づつ【火筒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鉄砲。ほづつ。〔多識編(1631)〕
  3. 内部で火をたく鋼板製の円筒形容器。汽鑵。ボイラー。
    1. [初出の実例]「車の下へ火筒(ヒヅツ)をつけてそのなか石炭をどんどん焚から」(出典安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉初)

ほ‐づつ【火筒】

  1. 〘 名詞 〙 銃砲。火砲
    1. [初出の実例]「火筒(ホヅツ)の響遠ざかる、跡には虫もこゑたてず」(出典:婦人従軍歌(1894)〈加藤義清〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android