日本歴史地名大系 「灰方村」の解説
灰方村
はいがたむら
- 京都市:西京区
- 灰方村
明治二五年(一八九二)の陸地測量部仮製地図によると、村の南端は現在の長岡京市粟生地区に食込んでいたようである。中世の灰方庄の庄域。地名は石灰を焼いて貢していたことによるといわれる(山州名跡志・山城名勝志)。
享保一四年(一七二九)の山城国高八郡村名帳によれば、村高五七二・八石余のうち、一五八・六石余が閑院宮家、一〇〇石が瑞雲院領、九二・八石余が今大路氏領、八〇石が唐橋家領、右近御局・伯耆御局の女官が各五〇石、
灰方村
はいがたむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報