日本歴史地名大系 「大原野村」の解説
大原野村
おおはらのむら
大原野村
おおはらのむら
- 京都市:西京区
- 大原野村
村名は古代の地名に起源(→大原野)。古く貴族の狩場の一つであり、また大原野神社により広く知られた。中世から近世初期には西行や木下長嘯子など隠遁者の別業が営まれている。
江戸期の村高六七〇・六石余はほとんど変動なく、享保一四年(一七二九)には西園寺家二〇〇石、広橋家二〇〇石、樋口家一〇〇石、藤波家六一・九石、法皇御料四五・六石余、堀川家二九・七石余、その他の知行である(山城国高八郡村名帳)。
大原野村
おおはらのむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報