灰焼(読み)ハイヤキ

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「灰焼」の意味・読み・例文・類語

はい‐やきはひ‥【灰焼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「焼灰」とも書く ) 大嘗祭の白酒(しろき)黒酒(くろき)にまぜる灰をつくる役。一一月上旬に造酒司酒部に率いられて山にはいり、山神をまつって薬灰一石をつくった。
    1. [初出の実例]「使造酒司酒部一人率焼灰并夫五人卜食山」(出典貞観儀式(872)三)
  3. 山などで木を焼いて染色に用いる紺屋灰(こんやばい)をつくること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む