灰焼(読み)ハイヤキ

デジタル大辞泉 「灰焼」の意味・読み・例文・類語

はい‐やき〔はひ‐〕【灰焼】

大嘗祭に用いる白酒しろき黒酒くろきに入れる灰をつくること。また、その役目

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精選版 日本国語大辞典 「灰焼」の意味・読み・例文・類語

はい‐やきはひ‥【灰焼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「焼灰」とも書く ) 大嘗祭の白酒(しろき)黒酒(くろき)にまぜる灰をつくる役。一一月上旬に造酒司酒部に率いられて山にはいり、山神をまつって薬灰一石をつくった。
    1. [初出の実例]「使造酒司酒部一人率焼灰并夫五人卜食山」(出典貞観儀式(872)三)
  3. 山などで木を焼いて染色に用いる紺屋灰(こんやばい)をつくること。

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