灰色低地土(読み)はいいろていちど

最新 地学事典 「灰色低地土」の解説

はいいろていちど
灰色低地土

grey lowland soils

後背湿地から自然堤防にかけての沖積面に分布する細粒質堆積物を母材とした低地土壌。鴨下寛(1936)提案。季節的に変動する地下水の影響を受け,鉄やマンガン斑紋をもつ灰色ないし灰褐色の層を形成。日本の灰色低地土は,一般に水田として利用。土壌断面大部分が灰色のもの,灰褐色のもの,そして下層グライ層をもつものなどがある。

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参照項目:水田土壌の分類

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 水田土壌 分類

世界大百科事典(旧版)内の灰色低地土の言及

【土壌型】より

…ケイ酸塩質の固結した岩石に由来するものを固結岩屑土,砂丘砂,火山灰,レスなどの非固結の岩石に由来するものを非固結岩屑土という。 河川が上流地域の岩石や土壌を浸食し運搬してきた物質が,下流のはんらん原などに堆積してできた母材から生成する土壌は一般に沖積土壌といわれるが,これに含まれる土壌型には褐色低地土,灰色低地土などがある。褐色低地土は沖積平野の低位河岸段丘,扇状地,自然堤防,河床からやや離れた比較的安定な沖積面などの地下水位の低い排水のよい場所に分布している。…

※「灰色低地土」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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