災害による死亡

共同通信ニュース用語解説 「災害による死亡」の解説

災害による死亡

自然災害では、土砂崩れにのまれるといった直接的な死亡と、避難生活のストレスによる体調悪化など間接的な原因で亡くなる災害関連死がある。関連死に全国統一の認定基準はなく、医師らで構成する自治体の審査会が状況を調べて判断し、自治体が認定する。直接死と同様、最高500万円の災害弔慰金遺族に支払われる。北海道の地震では、死者と認定された41人以外に、停電中に室内でガソリン式の小型発電機を使い、一酸化炭素中毒で死亡したケースも報告されており、今後、関連死と認定される可能性はある。2016年の熊本地震では、関連死が200人を上回り直接死の4倍を超えた。

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