災殃(読み)サイオウ

デジタル大辞泉 「災殃」の意味・読み・例文・類語

さい‐おう〔‐アウ〕【災×殃】

わざわい。災難

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精選版 日本国語大辞典 「災殃」の意味・読み・例文・類語

さい‐おう‥アウ【災殃】

  1. 〘 名詞 〙 わざわい。災難。
    1. [初出の実例]「良由朕之不徳此災殃」(出典続日本紀‐天平九年八月(737)甲寅)
    2. 「不信の者、昔より災殃にあたるたぐひ多し」(出典:十訓抄(1252)六)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐光武帝紀〕

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普及版 字通 「災殃」の読み・字形・画数・意味

【災殃】さいおう(あう)

わざわい。〔後漢書、光武帝紀下〕(建武二十二年九月戊辰)地、震裂す。制詔して曰く、~今震裂するは、咎(とが)め君上に在り。鬼は無に順(したが)はず、殃將(まさ)に人にばんとす。甚だ懼る~と。

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