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炭窯(読み)すみがま(英語表記)charcoal kiln

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

炭窯
すみがま
charcoal kiln

をつくる。最も古い形は地上に掘った浅い穴の中で炭材を燃やし,灰砂でおおって炭化させる土被法 (岡焼とか平焼という) で,これが次第に築窯法に発展した。黒炭は小石混りのやや粘土質の壌土でつくった土窯を用い,炭化後の消火は風穴,煙出し穴を閉塞して窯内で行う。白炭は石と粘土から成る石窯でつくり,白熱した炭材を窯外に出して消粉でおおう。窯の様式は一般に窯底はいちじく形か卵形で,奥行約 3m,最大幅約 2.5m,高さ 2m,窯口 50~60cm。窯口で燃料を焚き,生木の炭材が乾燥して点火するに従って窯の開口部を小さくして炭化させる。炭材に対する製炭歩どまりは一般に白炭 10%,黒炭 15%ぐらいである。

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大辞林 第三版の解説

すみがま【炭窯】

木炭を作るかまど。炭焼き窯。 [季] 冬。

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世界大百科事典内の炭窯の言及

【炭】より

…炭を主目的として木材を炭化することを製炭といい,炭焼きともいう。木炭は炭窯で造られた黒炭,白炭のほかに,乾留でできた乾留炭があり,木材の不完全燃焼でできた残渣の消炭も木炭である。木炭は黒鉛,石炭,コークス類と同じ無定形炭素の一種である。…

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