コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

風穴 カザアナ

6件 の用語解説(風穴の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

かざ‐あな【風穴】

風が吹き通る穴やすきま。障子の破れ穴など。
通風・換気のために壁や窓にあけた穴。かざぬき。
山腹などにある大きな奥深い穴。夏、冷風が吹き出る。ふうけつ。

ふう‐けつ【風穴】

山腹・渓間などにあって、夏季に冷たい風を吹き出す洞穴。溶岩トンネルの大きなもので、洞内の温度差による対流によって風を生じる。

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

風穴

全国に約300カ所あるとされる。福山市立大の沢田結基(ゆうき)准教授によると、一般の風穴の仕組みは、冬に穴の内外の温度差で空気が対流して穴の斜面の隙間が冷やされ、そこで雨水などが氷になり、夏に冷やされた空気が吹き出すと考えられている。

(2015-08-25 朝日新聞 朝刊 島根・1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
朝日新聞掲載「キーワード」について | 情報

大辞林 第三版の解説

かざあな【風穴】

風の入るすき間や穴。
換気・通風のために壁などに開けた穴。
〔風が吹き出る穴の意で〕 山腹などにある奥深い穴。ふうけつ。
[句項目]

ふうけつ【風穴】

溶岩トンネルや石灰洞などの称。夏期には内部の温度が外気より低いために、冷気が吹き出すように感ずる穴。

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

風穴
ふうけつ

山腹にあいている深くて長い横穴で、溶岩チューブ、溶岩洞ともいう。普通は火山の溶岩トンネルをさすが、鍾乳洞(しょうにゅうどう)をさしていう場合もある。火山の溶岩が流出するときに表面は早く冷えて固まるが、溶岩の内部はまだ高温で溶融状態にあるために流動を続け、その抜けた部分が空洞となって残る。富士山麓(さんろく)には溶岩トンネルによって生じた風穴が各所にあり、現在では観光名所となっている。風穴の中は夏でも外気に比べて気温が低く、氷ができていることがあり、冷たい空気が吹き出す。山茂美]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内の風穴の言及

【溶岩トンネル】より

…溶岩トンネルの内部は平滑で,水平な段がついている場合がある。富士山の青木ヶ原溶岩などにみられる風穴,氷穴,人穴などと呼ばれる洞穴の多くは溶岩トンネルである。【荒牧 重雄】。…

※「風穴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone

風穴の関連情報