炭素一四(読み)タンソジュウシ

デジタル大辞泉 「炭素一四」の意味・読み・例文・類語

たんそ‐じゅうし〔‐ジフシ〕【炭素一四】

炭素質量数14の放射性同位体天然には宇宙線中性子と大気上層での窒素との核反応によって生成し、大気中に二酸化炭素として存在する。β崩壊し、半減期は5730年。生物が死ぬと大気中の二酸化炭素と生体内との交換がなくなるため、放射性炭素年代測定法に利用される。14C。C14。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android