精選版 日本国語大辞典 「炮録」の意味・読み・例文・類語 ほう‐ろくハウ‥【炮録】 〘 名詞 〙 戦国時代の水軍が使用した焼夷弾的爆弾で、煙硝・硫黄・炭・松脂・樟脳などを混合した火薬を丸い玉としたもの。近接戦用の手で投げる投炮録と、発射式の炮録火矢・矢炮録がある。炮録玉。[初出の実例]「ほうろく火矢は常のほうろくにかきを付て用べし」(出典:能島家伝(17C初か)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例