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点図 てんず

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

点図
てんず

古く漢文の訓読を示すために漢字につけた符号乎古止点 (おことてん) というが,その「点」には多くの種類があり,その種類に応じてどの符号がどのテニヲハなどを表わすかが異なっていた。その各「点」が何に対応するかを図示したものを「点図」 (「点譜」「乎古止点図」) という。漢字1字になぞらえた四方形の枠のしかるべき位置に符号をつけ,その読み方を記し,さらに点図の名称やその使用者としての宗派・寺院などを注記したもの。起源は平安時代にさかのぼる。その点図を多く集めたものを「点図集」という。鎌倉時代以後につくられたとみられる。

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大辞林 第三版の解説

てんず【点図】

「ヲコト点」を一覧できるように図にまとめたもの。正方形の枠を漢字になぞらえて、符号の形や位置ごとに読み方を示す。
突起した点を並べて描いた絵や図のこと。視覚障害者が絵や図を理解するために用いる。点字と共用されることも多い。

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世界大百科事典内の点図の言及

【をこと点∥乎己止点∥遠古登点】より

…また中田祝夫は,これらの諸点はさかのぼれば一元から出て多くに分かれたものと考えている。〈ヲコト点〉を図表にして示したものを点図といい,二つ以上の点図を集めたものを点図集という。秘点と称して,他人にわからないようにとしたのは中世以後のことである。…

※「点図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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